客先：高エネルギー加速器研究機構
施設：国立がん研究センター東病院殿、筑波大学陽子線医学利用研究センター殿、群馬大学重粒子線医学センター殿
概要：原子力規制庁による放射線安全規制研究戦力的推進事業において、加速器施設に対するクリアランス制度運用のための研究として、加速器施設の廃止措置に係る放射化物の測定、評価手法の確立を行う。この研究は、「(1) 規制対象施設・規制対象範囲の明確化」、「(2) 非汚染・非放射化の評価手順の検討」、「(3) 廃止マニュアルの作成」の３つのテーマからなる。このうち本件は、「(1) 規制対象施設・規制対象範囲の明確化」において、粒子線治療用加速器施設の運転中に発生する中性子束の評価及びその空間分布並びに放射化物発生領域をモンテカルロ法により求め、加速器施設の放射化の評価を行うものである。
(1) 陽子の加速にシンクロトロンを用いている施設での中性子束計算評価 (2) 陽子の加速にサイクロトロンを用いている施設での中性子束計算評価 (3) 炭素イオンを用いている施設での中性子束計算評価