客先:高エネルギー加速器研究機構
施設:筑波大学タンデム加速器施設(6MV)
原子力規制庁による放射線安全規制研究戦力的推進事業において、加速器施設に対するクリアランス制度運用のための研究として、加速器施設の廃止措置に係る放射化物の測定、評価手法の確立を行う。この研究は、「(1) 規制対象施設・規制対象範囲の明確化」、「(2) 非汚染・非放射化の評価手順の検討」、「(3) 廃止マニュアルの作成」の3つのテーマからなる。このうち本件は、「(1) 規制対象施設・規制対象範囲の明確化」において、静電加速器施設(東北大学ダイナミトロン実験室、神戸大学タンデム加速器室、日本原子力研究開発機構タンデム加速器室、筑波大学タンデム加速器室)の運転中に発生する中性子束の評価及びその空間分布並びに放射化物発生領域をモンテカルロ法により求め、加速器施設の放射化の評価を行うものである。
(1) 典型的加速条件での中性子束計算評価 (2) 静電加速器施設での中性子束及び空間分布計算 (3) 静電加速器施設での放射化計算